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男は、妻を愛していたので、(妻を死なせるより前に、どんな犠牲を払っても、自分でカブラギキョウをとってこよう)と思いました。それで、たそがれ時になると、塀を越えて魔女の庭に這い下り、急いでひとにぎりのカブラギキョウをつかみとり、妻のところに持っていきました。妻はすぐにサラダをこしらえ、がつがつとそれを食べました。それは妻にとっておいしくーとてもとてもおいしかったので、次の日は以前に増して3倍ほしくなりました。もし気が休まるなら、夫はもう一度庭に下りて行かなければなりませんでした。従って、夫は、夕闇にまぎれて再び降りていきました。しかし、塀を這い下りてしまったとき、ぎょっとしました。というのは目の前に立っている魔女が見えたからです。
↓広島弁でいうと…
男は、妻を愛しょぉったけぇ、(妻を死なせるより前に、どがぁな犠牲を払っても、自分でカブラギキョウをとってこよう)ゆぅて思いましたんじゃ。それで、たそがれ時になると、塀を越えて魔女の庭に這い下り、急いでひとにぎりのカブラギキョウをつかみとり、妻のところに持っていきましたんじゃ。妻はすぐにサラダをこしらえ、がつがつとそれを食べた。そりゃぁ妻にとっといしゅうーぶちとてもおいしかったけぇ、次の日は以前に増して3倍ほしゅうなったんじゃ。もし気が休まるなら、夫はもっぺん庭に下りて行かにゃぁならんかったんじゃ。従って、夫は、夕闇にまぎれてもっぺん降りていきましたんじゃ。ほぃじゃが、塀を這い下りてしもぉたとき、ぎょっとしたんじゃ。っちゅうなぁ目の前に立っとる魔女が見えたけぇじゃ。
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