:「ご当家、軒下の仁義、失礼ですがお控えくだすって・・・」
○:「有難う御座いやす。軒下の仁義は失礼さんにござんすが、手前控えさせて頂きやす。」
※腰を中腰に落とし、右手の手のひらを見せるように前へ突き出し、そのままの姿勢で、
●:「早速ながら、ご当家、三尺三寸借り受けまして、稼業、仁義を発します。」
○:「手前、当家の若い者で御座います。どうぞ、お控えなすって下さい。」
●:「手前、旅中の者で御座います。是非とも、お兄いさんからお控え下すって・・・」
○:「有難う御座います。再三のお言葉、逆位とは心得ますが、手前、これにて控えさせて頂きます。」
●:「早速、お控え下すって有難う御座います。手前、粗忽者ゆえ、仁義、前後を間違いましたる節は、まっぴらご容赦願います。向かいましたるお兄いさんには、初のお目見えと心得ます。手前、生国は大日本帝国、日光 筑波 東北関東は吹き降ろし。野州は宇都宮で御座います。稼業、縁持ちまして、身の片親(かたや)と発しますは、野州宇都宮に住まいを構えます、十文字一家三代目を継承致します坂本牛太郎に従います若い者で御座います。姓は風間、名は重吉。稼業、昨今の駆出し者で御座います。以後、万事万端、お願いなんして、ざっくばらんにお頼申します。」
○:「有難う御座います。ご丁寧なるお言葉。申し遅れて失礼さんにござんす。手前、当神津組四代目川田源之助に従います若い者。姓は江藤、名は昌吉。稼業、未熟の駆出し者。以後、万事万端、宜しくお頼申します。
●:「有難う御座います。どうか、お手をお上げなすって・・・」
○:「あんさんから、お上げなすって・・・」
●:「それでは困ります。」
○:「では、ご一緒にお手をお上げなすって・・・」
●:「有難う御座います。」
○:「有難う御座いました。」
○:「有難う御座いやす。軒下の仁義は失礼さんにござんすが、手前控えさせて頂きやす。」
※腰を中腰に落とし、右手の手のひらを見せるように前へ突き出し、そのままの姿勢で、
●:「早速ながら、ご当家、三尺三寸借り受けまして、稼業、仁義を発します。」
○:「手前、当家の若い者で御座います。どうぞ、お控えなすって下さい。」
●:「手前、旅中の者で御座います。是非とも、お兄いさんからお控え下すって・・・」
○:「有難う御座います。再三のお言葉、逆位とは心得ますが、手前、これにて控えさせて頂きます。」
●:「早速、お控え下すって有難う御座います。手前、粗忽者ゆえ、仁義、前後を間違いましたる節は、まっぴらご容赦願います。向かいましたるお兄いさんには、初のお目見えと心得ます。手前、生国は大日本帝国、日光 筑波 東北関東は吹き降ろし。野州は宇都宮で御座います。稼業、縁持ちまして、身の片親(かたや)と発しますは、野州宇都宮に住まいを構えます、十文字一家三代目を継承致します坂本牛太郎に従います若い者で御座います。姓は風間、名は重吉。稼業、昨今の駆出し者で御座います。以後、万事万端、お願いなんして、ざっくばらんにお頼申します。」
○:「有難う御座います。ご丁寧なるお言葉。申し遅れて失礼さんにござんす。手前、当神津組四代目川田源之助に従います若い者。姓は江藤、名は昌吉。稼業、未熟の駆出し者。以後、万事万端、宜しくお頼申します。
●:「有難う御座います。どうか、お手をお上げなすって・・・」
○:「あんさんから、お上げなすって・・・」
●:「それでは困ります。」
○:「では、ご一緒にお手をお上げなすって・・・」
●:「有難う御座います。」
○:「有難う御座いました。」
↓広島弁でいうと…
:「ご当家、軒下の仁義、失礼じゃがお控えくだすって・・・」
○:「有難う御座いやす。軒下の仁義は失礼さんにござんすが、手前控えさしてもらいやす。」
※腰を中腰に落とし、右手の手のひらを見せるように前へ突き出し、そのままの姿勢で、
●:「早速ながら、ご当家、三尺三寸借り受けまして、稼業、仁義を発するんじゃけぇの。」
○:「手前、当家の若い者で御座いますけぇの。どうぞ、お控えなすってつかぁさい。」
●:「手前、旅中の者で御座いますけぇの。是非とも、お兄いさんからお控え下すって・・・」
○:「有難う御座いますけぇの。再三のお言葉、逆位たぁ心得ますが、手前、これにて控えさして頂くんじゃけぇの。」
●:「早速、お控え下すって有難う御座いますけぇの。手前、粗忽者ゆえ、仁義、前後を間違いましたる節は、まっぴらご容赦願いますけぇの。向かいましたるお兄いさんにゃぁ、初のお目見えと心得ますけぇの。手前、生国は大日本帝国、日光 筑波 東北関東は吹き降ろし。野州は宇都宮で御座いますけぇの。稼業、縁持ちまして、身の片親(かたや)と発するんじゃは、野州宇都宮に住まいを構えます、十文字一家三代目を継承致するんじゃ坂本牛太郎に従います若い者で御座いますけぇの。姓は風間、名は重吉。稼業、昨今の駆出し者で御座いますけぇの。以後、万事万端、お願いなんして、ざっくばらんにお頼申するんじゃけぇの。」
○:「有難う御座いますけぇの。ご丁寧なるお言葉。申し遅れて失礼さんにござんす。手前、当神津組四代目川田源之助に従います若い者。姓は江藤、名は昌吉。稼業、未熟の駆出し者。以後、万事万端、宜しゅうお頼申するんじゃけぇの。
●:「有難う御座いますけぇの。どうか、お手をお上げなすって・・・」
○:「あんさんから、お上げなすって・・・」
●:「ほいじゃぁ困るんじゃ。」
○:「じゃぁ、ご一緒にお手をお上げなすって・・・」
●:「有難う御座いますけぇの。」
○:「有難う御座いましたんじゃ。」
○:「有難う御座いやす。軒下の仁義は失礼さんにござんすが、手前控えさしてもらいやす。」
※腰を中腰に落とし、右手の手のひらを見せるように前へ突き出し、そのままの姿勢で、
●:「早速ながら、ご当家、三尺三寸借り受けまして、稼業、仁義を発するんじゃけぇの。」
○:「手前、当家の若い者で御座いますけぇの。どうぞ、お控えなすってつかぁさい。」
●:「手前、旅中の者で御座いますけぇの。是非とも、お兄いさんからお控え下すって・・・」
○:「有難う御座いますけぇの。再三のお言葉、逆位たぁ心得ますが、手前、これにて控えさして頂くんじゃけぇの。」
●:「早速、お控え下すって有難う御座いますけぇの。手前、粗忽者ゆえ、仁義、前後を間違いましたる節は、まっぴらご容赦願いますけぇの。向かいましたるお兄いさんにゃぁ、初のお目見えと心得ますけぇの。手前、生国は大日本帝国、日光 筑波 東北関東は吹き降ろし。野州は宇都宮で御座いますけぇの。稼業、縁持ちまして、身の片親(かたや)と発するんじゃは、野州宇都宮に住まいを構えます、十文字一家三代目を継承致するんじゃ坂本牛太郎に従います若い者で御座いますけぇの。姓は風間、名は重吉。稼業、昨今の駆出し者で御座いますけぇの。以後、万事万端、お願いなんして、ざっくばらんにお頼申するんじゃけぇの。」
○:「有難う御座いますけぇの。ご丁寧なるお言葉。申し遅れて失礼さんにござんす。手前、当神津組四代目川田源之助に従います若い者。姓は江藤、名は昌吉。稼業、未熟の駆出し者。以後、万事万端、宜しゅうお頼申するんじゃけぇの。
●:「有難う御座いますけぇの。どうか、お手をお上げなすって・・・」
○:「あんさんから、お上げなすって・・・」
●:「ほいじゃぁ困るんじゃ。」
○:「じゃぁ、ご一緒にお手をお上げなすって・・・」
●:「有難う御座いますけぇの。」
○:「有難う御座いましたんじゃ。」